小さな出版社につとめていた頃

私の仕事での悩みの原因は、人間関係がほとんどでした。

以前勤めていた小さな出版社では、周りは中高年の男性ばかりで、仕事の合間に雑談をする相手すらいませんでした。

そもそも会社は仕事をする場であり、友達をつくる場ではないので、話し相手がいないことは我慢できました。

しかし私が我慢できなかったのは、男性たちがその場にいない人の悪口を言うことでした。

誰かが外出すれば、残った人たちでいなくなった人の悪口を言い始めます。かなり大きな声なので、聞きたくなくても私の耳に入ってきます。

人の悪口を聞かされるのは本当に苦痛です。自分がいない時は、同じように悪口を言われていると思います。そう考えるのも憂鬱でした。

しかも悪口ばかりに忙しそうで、みんな一様に仕事をしていませんでした。

私は若いということもあり、雑用から取引先まわりまで、全てひとりでやらされていました。

この現状を社長に話しても、男性たちを注意してくれることもなく、仕事の分担も全く改善されませんでした。

私も不満がつのり、結局退職してしまいましたが後悔はしていません。いつまでもしがみついてたって何も進まないとわかったからです。

今は転職して仕事にも満足してますし、充実した日々を送れていますから。

そのおかげで時には思い切って行動するということの大切さを学んだような気がします。